IMトレーニングについて
welfare西淀川・姫島では「IMトレーニング」を取り入れています。
1 IMトレーニングとは
・「インタラクティブ・メトロノーム(IM)」はアメリカで開発されたものです。
コンピュータをベースに特殊な機器を用いて、一定のリズムを音や光で提示されるのに合わせて 機器を手や足で叩くリズムトレーニングです。
・元々は認知症改善のトレーニング。 長年の臨床研究によりADHD、学習障害、自閉症などコミニケーションが苦手な子どもたちへのトレーニングにも効果があることが分かりました。現在はアスリートの方も取り入れているそうです。
2 IMは何に役立つのか?
・IMは脳内時計及び時間処理能力の改善を図ります。
IMはリズム(耳からの音)と運動(機器を叩く)のタイミングを合わせることに重点を置いていることが特徴であり、1000分の1秒単位でのタイミングを合わせるトレーニングをしていきます。
タイミング能力には、高度な時間処理能力と注意力が要求され、脳のワーキングメモリーが大きく関与すると言われています。
ワーキングメモリー(作業記憶、作業動作)とは短い時間に心の中で情報を記憶し、同時に処理する能力のことを指します。 会話や読み書き、計算などの他人とのコミュニケーションの基礎となる、子ども達の日常生活を支える重要な能力です。
そこでタイミング能力を強化するIMによって、ワーキングメモリーを活性化する というのがIMにおける理論的根拠となっています。
つまり子ども達の苦手とする集中力の持続(じっと座って話を聞く、宿題をする、等)
先を見据えて行動する力を養っていく手助けとなります。
3 デイでの様子
・基本宿題をする前(デイに来た時)に行っています。 心が落ち着き集中してその後の宿題に取り組めるようです。
スコアは0に近ければ近いほど良いです。
子どもたちもスコアの仕組みが分かってきて、「15でた!!!」「もっといい点を出したい!!」
とやりがいと楽しさがでて来ています。
・子どもたちのスコアは一定の数がたまるとグラフにしています。
下のグラフは実際に子どもが出したスコアの比較です。
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(IMを初めて行った日から10日間のスコアです。 200台が多く日によって大きくばらつきがあります。)
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(1番最近の10日間のスコアです。 ほぼ毎日20~30台を出せるようになっています。
日によるスコアのばらつき、つまり集中力のばらつきが目立たなくなりました。)
・このようにしてwelfare西淀川・姫島ではIMトレーニングを取り入れています。
常時体験など受け付けております。ご相談ご質問ありましたらお電話お待ちしています♪